建物について

　　　　このページでは、日本陶磁器センタービルのおいたちとともに、

　　　　　　　　　一般財団法人　日本陶業連盟の簡単な歴史をご紹介いたします。

　昭和9年4月（1934年）に政府や県からの補助金を得て、鉄筋コンクリート4階建ての

建物（現　日本陶磁器センタービルの旧館にあたる部分）が完成しました。

　　　　これは当時の日本陶磁器工業組合連合会が現在地を取得し、建設したものです。

　　　　このビルが、戦前戦後の陶磁器産業の発展に大きな役割を果たしました。

　　　　　　　　　　上記は、昭和10年1月に建物前にて撮影された写真です。

　　　　　その後、昭和32年（1957年）に桜通り拡張にともないビルを北東方向へ移動させ、

　　　　　昭和33年（1958年）には財団法人　日本陶磁器意匠センターが設立されると共に

　　　　　現在の新館に当たる部分を旧館の南側（桜通り側）に増築しました。

　　　　　そのため、当ビルは外から見ると北側と南側で趣が異なっております。

　　　　　　　　　　上記は、新館　新築時の写真（桜通り側からの撮影）です。

　　　　上記は、現在の日本陶磁器センター正面（左側）と裏（右側）です。

　　　　　　　　　　　　　　北側（裏）と南側（正面）では、まったく趣が異なります！

　　　　　　　　　　　　上記は日本陶磁器センター屋上から見える景色です。

　　　　　　　　　　　　普段、屋上は開放しておりませんので、貴重です！！

　　　　　　　　　　　　左側の写真、右寄りの真ん中にテレビ塔が、見えます。

　　　　　　　　　　　　右側の写真、マンションの谷間の奥に、ナゴヤドームが見えます。

　　　　　　　　平成24年 6月1日に日本陶磁器センタービルの新館と旧館が、

　　　　　　名古屋市の『認定地域建造物資産』に認定され、下記ガラス製の認定証を頂きました。

　　　　　　　下記写真が頂いた認定証です。壊れやすいので、大切に保管されております！

　　　　　　　　　　　平成27年3月13日の文化庁文化審議会にて、日本陶磁器センタービルが

　　　　　　　　　　国の有形文化財として登録されることが決定いたしました！！

　　　　 平成27年１０月、日本陶磁器センター旧館と新館が、登録有形文化財

　　　　　　　　　　として、無事登録されました！！

　　　　　　　　　　　　上記プレートは、南玄関右側の柱に埋め込んでありますので、ご覧ください！

昭和 6年 2月愛知県庁にて、愛知県・岐阜県の陶磁器組合代表者が総会を開き、

　　　　　　　　　『日本陶磁器工業組合連合会』が誕生しました。

　　　　　　　　　　（ほとんど同じ売り先をもっていた愛知・岐阜の組合が、相互協力の

　　　　　　　　　　　必要性を痛感し、中央政府にはたらきかけたのが実る形となりました。）

昭和 9年 4月日陶連ビルが完成。

昭和19年　　　　統制組合法の施行により『日本陶磁器工業組合連合会』は、

　　　　　　　　　　『全国陶磁器統制組合』と名前を改めました。

昭和20年　終戦とともに『全国陶磁器統制組合』は自然解体し、

　　　　　　　　　その後、閉鎖機関と指定されました。

昭和22年10月　商工省のアドバイスを受け『財団法人　陶工会』の設立申請が行われます。

　　　　　　　　　　　（日陶連倶楽部、瀬戸陶磁器工業協同組合、岐阜県陶磁器工業

　　　　　　　　　　　協同組合聯合会、名古屋陶磁器工業協同組合、常滑陶磁器工業

　　　　　　　　　　　協同組合、萬古陶磁器工業協同組合が発起人となって設立。

　　　　　　　　　　　　　名称はいづれも当時のものです。）

昭和23年 2月　　商工省の設立認可が下り、正式に『財団法人　陶工会』が誕生。

昭和23年 3月　　『全国陶磁器統制組合』の財産を、『財団法人陶工会』が継承。

平成25年 4月　　「一般財団法人　陶工会」へ名称変更

平成26年 4月　　日本陶業連盟との業務提携により「一般財団法人　日本陶業連盟」が誕生！